それまでは、寝るか泣くかどちらかだった為、
寝ていると天使のようだ、だなんて思っていましたが
あやすと反応があるのは、やっぱりやりがいを感じられます。
ナギーの授乳間隔が定まらなかった頃
(それでも2,3時間おきでしたが)
どうしてもイライラしてしまった事が一度だけありました。
まだおっぱいがよく出ず、ミルクも飲まず、飲んでも吐く…
おっぱいを出す為のマッサージは痛いし、眠いし、いいことなし。
半ばヤケクソでナギーをベッドから抱き上げたところ、
まだ生後3週間も経っていないナギーが…
ニ、ニコッ
という感じで、ためらいながらも笑ってみせたのです。
思わず抱きしめて、笑い出してしまいましたよ。
赤ちゃんに気を遣わせてどうする私!
それから、あまり授乳も苦ではなくなってきました。
あれから少し経って、ナギーも頻繁に笑うようになってきました。
ナギー語もよくしゃべっています(喃語(なんご)ですね)
オムツを換えてほしい時なんかに、
なにごとかこちらへ訴えかけています。
ナギー「…ゝ☆з@#$ШЯё£ж …」
私 「んー? どうしたの~?」
ナギー「~~~ゝ☆з@#$ШЯё£ж!!!」
私 「なーぎー、どうしたの~」
ナギー「~~っゝ☆з@#$…――ふぁああああああああああん!」
最後の泣き声になってからオムツを調べます。
ヒドイ親もあったもんです。
ただ、早めに調べてしまうと、全部出し切っていないうちに
オムツを換えてしまって、二度手間・三度手間になってしまいます。
何度も腰を上げさせると溢乳がひどくてゲボゲボもどすので、
今のところこの方法で…。泣くまでまとうホトトギスです。
泣きっぱなしにさせてほうっておくと、泣くのを諦めてしまうので
かならず相槌はいれています。
泣くのは、しゃべる事と同じだと考えているので、今のところ
そんなに嫌ではありません。夜だけ、声が近所迷惑なので
おしゃぶりを早めにあげるくらいです。
でも、泣き止まないから…という理由で、変則信長になってしまう
ママもいるのですね(´・ω・`)泣くのなら…ってやつで。
これからナギーも夜泣きする時期に入っていきますが、
泣き止まない、言うことを聞かない子供に、手をかけるかかけないかは、
本当に紙一重の一線なのだと、私の母は言います。
そして、誰もが持つその一線を越えるか越えないかは、
父親の理解が有るかどうかがとても大きいのだと。
一生懸命あやしている所に、疲れて帰ってきた夫から、
うるさい、黙らせろ! なんていわれたら、
首のひとつでも絞めたくなるというのです。
あまりにもあんまりな話ですが、
たぶん、きれいごとのない事実なのではないかな。
一生懸命仕事をして、疲れて帰ってくる夫の気持ちもわかるから、
行き場のないストレスに苦しんでしまうのかな。
オムツトレーニングの為に食事をあげなかったなんてママも
いたくらいですから、みんな必死にまじめに頑張りすぎなのかな。
わたしも、主治医の先生から、
「そんなに頑張らなくていいんだよ」と言われました。
そして、ナギーが大きくなったら、
自分の命をかけて産んだことをお父さんから話してもらいなさいと。
とんでもない思いをして産んだわけですから、
無事に育てないと、あの苦しみはなんだったんだって話になります。
それでもいつかゆきづまってしまったら、
お腹に真一文字に走る傷口を見ようと思います。
もう細いミミズ腫れになって痛みもないけれど、
一生懸命にナギーの命をつなぎとめた日々を、思い出せるかな。
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