・ケース1 個室入院 点滴あり、トイレ・洗面のみ歩いてもよい
食事が寝たまま食べる状態でした。
当然、どちらかの腕に点滴の針がはいっているわけで、
同じ血管に入れ続ける事は出来ないため、時に利き腕へ
針がささったままになります。
点滴は、腕を曲げると機械が異常を知らせます。
管が詰まっているよ! と教えてくれるのです。
細い血管・関節に近い血管に針が入っていると
よりアラームが鳴りやすくなります。
そのたび、ナースコールで看護士さんを呼ばなくてはならないのです。
あんまり鳴るので、寝たまま左腕で食べてくれと言われました。
正直、かなり、ムリ。
ただでさえ飲み込みにくいし、空気を呑んでしまってすごく苦しい。
水分はストロー経由です。番茶もストロー、味噌汁もストロー。
平気で半分に切ったフルーツとか出て泣きたくなりました。
食べられないよ!
普通ならたやすい事が出来ないだけで、すごくしんどく、情けなく感じました。
ちなみにこの産院ではお風呂・シャワーなし。
夏場の一ヶ月間、蒸しタオルをもらって自分で体を拭くだけでした。
すんごい異臭と不快感でした。
早く帰りたい、逃げ出したいと思っていました。
最後はなにもかも諦めの境地に。
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