・ケース2 完全ベッド上安静、点滴あり 食事のみ体をやや起こしてよい
これは出産までお世話になった大学病院での事です。
ベッドは電動で傾斜がうまれる、俗にいうパ○マウントベッド。
なので、体に負担はかからない…と思っていました
が。
トイレに立つ事を許されないという事は、おしもの世話が自分で出来ないと
いう事です。私は、尿管を体にいれっぱなし、お通じはベッド上へ
平たい便器を持ってきてもらって終わったら拭いてもらっていました。
もう、情けなくて申し訳なくて、人間の尊厳が奪われた感覚がありました。
加えて、尿管は入れる時・抜くときが凄い激痛です。管、鉛筆くらいの太さがあるんです。
入っている間も、異物ですから時々ありえない激痛が走る発作がありました。
痛くない時はずーっと平気なのですけれど…。
妊婦は赤ちゃんで膀胱が圧迫されていますから、そのせいもあるかもです。
管はずっと入れていると膀胱が傷ついて血や蛋白がでます。
膀胱炎のような症状になり、抜いたあと尿漏れ・頻尿・排泄痛に苦しみました。
一週間で改善したかな…授乳と重なり、もう地獄のような毎日でした。
こちらの大学病院では、1日1度、シャンプーか体拭き(石鹸あり)を
看護士さんの手を借りてしてもらえたので、精神的にもかなり楽で快適でした。
これが救いだったかな。それから、看護士さんの対応がよかった!('∇')
2パターンに共通だったのはゆっくり眠れない事。
点滴の交換が夜中もある為、寝ていても看護士さんがやってきて
起きてしまいます。お腹の張りの痛みでも起きます。
何かの計測や測定があると、その間中落ち着いて眠れません。
さらに、私は前置胎盤の出血があった為の入院だったのですが、
これは無痛の出血である為、私以外誰も気付く事ができないのです。
寝ている間も、何か流れる感覚があったらナースコールしないと
いけません。でもそんな感覚、
わからないです。ゆえに、常時びくついてまともには眠れませんでした(;´д⊂)
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